あなたの皮膚

皮膚に関する専門知識

私たちの皮膚は複雑なものであるため、つぎつぎと未知の領域が生まれます。 皮膚の研究には、研究者の粘り強さと実践が求められ、医学会やその他科学会からのサポートも必要です。独自の専門知識と最先端技術により、私たちは生物学的メカニズムを理解し、常に新しい道を切り開くことができます。

私たちが目指すのは、皮膚の健康を維持し、皮膚の疾患を治療および矯正して生活の質の向上に貢献することです。 次に、私たちの皮膚の健康に関する研究開発技術の一部をご紹介します。

顕微鏡イメージング技術を用いた皮膚の観察

皮膚の機能や加齢を深く知ることで、より効果的な治療法や診断検査を開発し、病気の予防に役立てることができます。 皮膚分子病態学は、分子レベルで皮膚の病気を理解することです。 細胞、タンパク質、分子レベルでの研究には、特別な技術が必要です。

デジタルスライドスキャナーを用いた免疫組織化学

この技術は、皮膚内部の化合物を観察し計測するものです。 例としては、時間経過によるフィラーの皮膚への吸収を研究しています。

Human skin with performed on Alcian Blue cut section
フィラー注入したアルシアンブルー染色ヒト皮膚切断面

赤外線(IR)分光法

この技術は、皮膚組織の顕微鏡レベルでの分子情報がわかります。 私たちはこれを試料を染色することなく行います。

Human skin infrared analysis
皮膚の赤外線分析

 

Human skin with filler infrared analysis
フィラー注入したヒト皮膚の赤外線分析

多光子イメージング

皮膚の加齢を調べ、皮膚のコラーゲンを測定するため、多光子顕微鏡を使って非侵襲的な光学的生体を即座につくることができます。 コラーゲンや他の皮膚成分を画像化し、完全に定量化することもできます。

Horizontal cut section; Multi-photons second harmonic generation, Collagen (red), skin dermal papilla fluorescence (green)
水平切断面
Vertical cut section
垂直切断面

多光子第二高調波発生、コラーゲン(赤色)真皮乳頭蛍光(緑色)

MALDIイメージング

MALDI(マトリックス支援レーザー脱離イオン化)は、質量分析のためのイオン化技術で、皮膚の浸透経路を視覚化・定量化し、効果的製剤を選択することができます。 この画期的な技術は、皮膚の化合物分布の理解に役立ちます。

Focus on compound distribution in the dermis
真皮の化合物分布拡大図

仮想皮膚生検

この3D「スキンキューブ」は、皮膚生検による染色切片を顕微鏡下で観察し、正常な皮膚の微細な構造を知るためのものです。 皮膚生検は、安全、簡単で、最小限の侵襲性の、診断および学術研究に使われる手法です。 少量の皮膚組織をパンチで採取し、組織病理学者が顕微鏡で観察します。 これは、皮膚疾患やがんの診断に広く用いられています。

Epidermis
仮想皮膚生検

 

2D virtual skin biopsy dermis
顕微鏡で見た真皮

 

Epidermis under microscope
顕微鏡で見た表皮